過去の鏡

昨日のブログに私は人に近づくことが怖かった・・・と書いたと思うのですが・・・

少人数のセミナーに参加させていただいた時のこと。
私の左隣には、若い女性が、右隣には20代後半の金髪の男性が居ました。

セミナーが終わった後、セミナーの感想や質問などして そこで出会った参加者と少し雑談をしてたんです。
そこで左隣に座っていた若い女性が私の右隣に座っていた金髪の20代後半の男性を最初見たとき、第一印象が「チャラチャラした人」に見えて「絶対に隣には座るまい」・・・と思った。と言ったのです。

金髪君は「もう、そう言われるのは慣れっこですから・・・^^」と。

でも、セミナー中に彼が講師からデモストレーションでカウンセリングを皆の前で受けたとき、若い女性さんは第一印象からは見えなかった金髪君の繊細な部分を知り、涙が出そうになり印象が変わったと言いました。
それまでは若い女性さんは金髪君を見ようともしていなかった。

金髪君は別のカウンセリングの資格を既に持っており、更に学びたくて始めたと言っていました。
これにも若い女性さんは驚いていた。

ここで、私が伝えたいことは、私の心の反応についてです。

若い女性さんは私の過去の鏡になりました。
もしかして・・・そんな思いから若い女性さんに色々言葉をかけていきました。
そしたら・・・色々と出てきたんですね。


彼女はハグを嫌がりました。ハグしたくないのだと。自分のテリトリーに入られたくないのだと。
我が子に対してもハグは当然できないし、「ずっとお母さんと一緒に居たいんだ」と子どもから訴えられても「何言ってんの?私は貴方より絶対先に死ぬし、それは無理」と教え込んだと。
彼女のお子さんは二人いて、まだ小学生の中学年と低学年です。

講師が、そんな私たちのやり取りを見て、若い女性さんに「まず、貴方が癒されなきゃね。子どもは悪くないわよ。親の貴方が傷だらけだから、子どもに与えられないの。」

「っえ・・・??私が?・・・なんですか?」混乱する彼女。

私がわざと「ハグしてみっか?」

そう言ってゆっくり近づいていくと彼女と私の距離が15センチあたりまで近づいた時点で「もう、これ以上は無理・・・」と言います。

「自分は人から嫌われていると思ってる?」
そう聞くと
「はい、自分からは人を絶対誘えない。断られるのもいやだし・・・自分に自信もないもん。」

この姿に、私は自分の過去を見たんです。
ハグは勿論できませんでした。
カウンセラーが私に近づこうもんなら払いのけ嫌悪感を示し、嫌がりました。
何?今更?!もう遅いわよ!! そんな感情が湧いて出てきたのを思い出しました。
だから、講師が言われたように「まず、貴方が癒されなきゃね…」なんですね。
私のHPにもお子さんのことでカウンセリングにいらした場合、必ず親御さんのカウンセリングをします。

あら・・・また話がそれました。話を戻します。


だから、そんな若い彼女さんを見て、私は、過去の私と重ねたんです。

あの時の私にはサポートがなかったけれど、今、目の前にいる彼女をサポートすることで過去の私を救う。

一歩間違えると これは私の自己満足になるんです。

カウンセラーは自己満足のカウンセリングをしてはいけないと考えています。

相談者様には乗り越える力があることを信じ、今はただその力が少し弱っているだけのこと。

そう考えてカウンセリングしないといけません。

もし、貴方が誰かを見て守りたくなった時、貴方の中に似たような過去があって、自分自身がそこに傷があったり、癒されたい、又、他にも人によって色々違うものがあって、その部分がひょっこり顔を出してきたのかもしれませんね。
まだ、居るよ・・・ってね。