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かわいそう?誰がですか?本当にかわいそうなのは誰?読み聞かせの児童書から。親子・夫婦関係

「かわいそう?誰がですか?本当にかわいそうなのは誰?読み聞かせの児童書から。親子・夫婦関係」

 

☝本日のアメブロ記事。。。


今日の記事は

2014年10月の記事を加筆修正して

再投稿です。



昨日のブログではね(2014年10月26日)
良い子 良い人 について

「親子関係。良い人、良い子。いつからそのパターンを持たされてきたの?」

 

 

 

書いたんですけどね…

 


この良い子 良い人 って
優しい人が多かったりするんですね。。。



さぁ~今日は この

「優しい人」

にフォーカスです。。。

   


あさのあつこさん

っていう児童作家がおられます。

中国地方に住む恩師から
一番最初に紹介していただいた児童書が
あさのさんの「バッテリー」です。

 

 


バッテリーI-VI 全6巻セット (角川文庫)/あさの あつこ
    

全部で6冊。文庫本もありますよ^^

約10年かけて書かれたそうです。

これにハマってその後は
しばらく 彼女の他の本も次々と
読み漁りました^^


少年が大好きな あさのさんですが
少女を主役にした本もあります。

それがこちらです。

ガールズ・ブルー (文春文庫)/文藝春秋

 

 

   

全二冊です。


この本の一部を抜粋ね^^

病弱で入退院を何度も繰り返す友人を
見舞う…
その見舞いに来た人が同情し涙を流す。
涙を流された患者側の想い…

~「何よ、なんで、
あたしが泣かれなくちゃいけないのよ。
あんなふうに・・・」

    =略=

他人に対し、かわいそうと泣くことに、
人はもう少し
慎重でなければいけないのだろう。
助力できるなら、救えるのなら、
最後まで支え続ける覚悟があるのなら、
泣けばいい。
友迫さんの涙は、無責任だった。
勝手に泣いて、かわいそうがって
自分の気持ちだけ浄化して、
微笑んでサヨナラなんて、
あまりにも無責任だ。
無責任な覚悟のない優しさは、
ただの憐みにしか過ぎない。
あたしが美咲から学んだことだった。~



この本を紹介するのは何度目でしょうかね…




ふじたは 「かわいそう」という言葉に
とても強く反応した時期があります。

今でも反応します。
昔ほどではないけれどね…



これ、ふじた自身が味わった感情を
とってもよく表してくれています。

愛する人を亡くした時、
よく他者から言われるフレーズに

「故人のご冥福を
 心からお祈りしております。」


祈らんでええっちゅうねん!

って思う。


あんた関係ないやん!

とも思う。

それに

故人?

冥福?


遺族はまだ、愛する者の死を
受け入れてはいない。


受け入れていないのに

あんたの愛する人は死んだんや。

と言われてしまうことの辛さは、
なかなか分かってはもらえない…

 

(最近ある番組に
新婚そこそこで、がん闘病していた
愛する妻を亡くしたばかりの旦那さまが
出演し、亡くなるまでの流れを
テレビが説明したそのあと
「千の風」の歌を
歌手が出てきて聴かせる場面を見た時

あきれてものも言えなかったわ。
勿論、当事者はどう思っていたかは
分かりませんが、少なくとも私は
「え?まだ新婚そこそこで
数か月前に妻を亡くしたばかりの旦那様に
これ聴かせる???」
って思った。

・・・これは余談だね。)

そんなメンタルだからこそ

ご霊前も、ご仏前も、
仏さんに上げるお菓子も。


床に叩きつけたくなる。

当時のふじたはそう思っていました。
(すべての遺族が、ふじたと同じように
思うわけじゃないですからね。
ここが 人の心の難しいところです。)

今は受け入れつつあるので
上記のようなことはないですけどね…

それでも、受け入れつつある…なんですね。

もう20年以上たつと言うのに…です。




さて、
あさのさんの本に戻りますね。

始めに少し書きましたけれど
主人公 美咲 は体が弱く、
入退院を繰り返している。

その彼女の所にお見舞いに来た友人が
彼女の姿を見て泣くのだ。

可哀想がって泣く。


これ、失礼な話です。

数分後には あんた 笑てるんやろ?
この瞬間忘れて笑ってんのやろ?

私の人生を共に生きてくれて
共に痛みを感じてくれるわけちゃうやろ?


ええ人ぶって、何 泣いとんねん。



私の苦しみ分からんくせに…





ってところでしょうか…(どうか知らんけど)





だからって
泣くな!!
…とは言わないけれどね。
相手の感情を感じて
勝手に流れる涙だってあるからね。




先日 ある心理のセミナーで
ファミリーワークをやった際に、

ふじたは母親役で家族会議の中に
他人が一人居る。

と言う設定でね。
家族の今抱えている問題について
皆で感じて向き合って見るワークを
したんですけどね。

その会議の中に入り込んでいる他人がね
ある場面で

「そんな風に言わないであげてくださいよ。
かわいそうじゃないですか…」

って言葉を発したんですね。

その瞬間に、ブチ!っと切れたふじたは

「ええ人ぶるのもええ加減にしてくれるか!
あんたに…
他人のあんたに
何が分かるっちゅうねん!!!」

って怒鳴ってましたね…(^^ゞ
ふじたは怒鳴りながら半泣き状態でした。


これ、台本なしで
各々がその時 自分の役柄を通して
何を感じるか…

それを感じるままに
セリフを言っていくんですけどね。

うまい具合に
ふじたに反応する言葉が
出てきたってわけです。


はい、これにて
自分はまだこの言葉に反応する。

ってことが分かりましたね。


こことリンクしてね、
あさのさんが美咲という主人公を通して
発信されているメッセージは深いと思います。

世の中はカウンセリングなど
受けていない人が
ほとんどなのだから…)

そこらへんの小難しい心理本読むより
ずっとか分かりやすい。

いいえ
分かりやすいだけじゃない。

10代の子供達の心が
とても良く浮き彫りされていると思うんです。

ふじたが時々する
「10代のしゃべり場」で出てくる
彼らの言葉とリンクします。


そう言う意味でも
とても参考になると思いますね。





優しい。

ホントの優しさって 何なんでしょうね・・・



今日は

「かわいそう?誰がですか?本当にかわいそうなのは誰?読み聞かせの児童書から。親子・夫婦関係」

ってお話でした。

そんなつもりなくとも、自分の言葉によって

相手を傷つけることもある。
勿論それは相手の問題だけれども、、、
でも、こちら側の経験不足から・・・
ということも多くある。

だから、経験は宝なんですよ。

特に失敗の経験や辛い経験は
ホントに人生の資源になる。

だから経験を奪わないことなんです。
「お母さん、
私にだって傷つく権利あるのよ。」

何の映画だったか忘れたけど、
そんなセリフを言ってる
病弱の少女の言葉を時々思い出します…

※読み聞かせ記事はまだ続きます^^


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