「若い10代の芽を摘むと、
どんな大人になると思います?
親子ってホントは重いね…」
今回も2014年10月に投稿した記事を
加筆修正して再投稿です。
読み聞かせに通じるブログとなります。
我が子たちが幼少期から思春期になるまで
毎夜読み聞かせしてきて、
子供達が大人になりつつある時期に、
読み聞かせしてきた本から得た会話が
飛び出します。
そういった内容を加えていきます。
~~~~~~~
昨日に引き続き(←前回のブログ)
あさのさんの本からいくつか抜粋したい。
あさのさんが登場人物の少女たちを通して
何を言いたいのか。
どんなメッセージを送りこんでいるのか。
それは各々で感じること違うでしょうけれど…
そこにフォーカスして見てくださいね^^
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ガールズ・ブルー (文春文庫)/文藝春秋
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自分を愛して何が悪い。
十七歳のあたしはシミも皺もない、
つややかな肌を持っている。
どんな高級なファンデーションも
かなわない光沢があるのだ。
淡いピンク地になでしこ柄の浴衣なんて、
今じゃなければ似合わない。
今のあたしだから、似合うのだ。
薄く眉を描き、薄くリップを塗っただけの、
ほとんどすっぴんのあたしを、
なでしこの浴衣が華やかに演出する。
それを愛して何が悪い。
十七歳のあたしたちに、 -
均等に与えられている今を、
愛するのも憎むのも -
疎むのも受け入れるのも自由だ。
睦月 -
(むつき→主人公の友人の名前)のように、
目指し、励み、
やがては到達する夢も目標もないけれど、
あたしは無条件で -
今のあたしを受け入れ愛している。
「死んでたまるかって思う。
あたしは強いんだ。簡単に負けるかよって」
あんたは負けないよ。
負けたことなんて、一度もないじゃないか。
美咲だけじゃない。 -
あたしたちは負けないのだ。
しょっちゅう酸素吸入や -
点滴のお世話になっていても、
万引きを疑われても、
「いくら?」と、おじさんに尋ねられても、
高校を退学させられても、
負けてしまうわけには、いかないのだ。
あたしたちの前には、長い長い時間がある。
それなのに、今しか着れない浴衣も、
今しか感じられない歌も、 -
今しか愛せないものもある。
今だけがよければいいなんて、思わない。
でも、過ぎていく時を惜しむことも、
これから来る時に怯えることもしたくない。
したくないのだ。
さて、大人になってしまった私たちは
傷を隠し持ち、鎧で固め
とりあえずは見えないようにして
大人になった私たちは
あさのさんのこの言葉を読んで
何を感じますかね…
10代はすでに沢山の傷を持っています。
それでも、若いうちであれば、
向き合うことでわりと早く再生します。
だからこそ、
言葉に変換することが出来るようになると、
怖いっすよ^^;
ストレートですからね。
受け入れてくれると感じたなら -
ガンガンきます。
10代…
と言う若さに
苦しむこともあります。
思い出してみてください。
先は、、、
私たちの未来は、
-
明るい!!!ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!
こんな風に☝
明るいと感じていられたでしょうか?
-
そして実際
明るかったでしょうか?
将来なりたいものが見つかった。
見つかったって、 -
それになれるかどうかわからない。
なれなかった時の恐怖。
なりたい者(職業)になれるまでの -
道のりの恐さ。
まだおぼろげにしか見えていない - 将来への道を
-
自分で切り開いていかねばなりません。
その時に、自分で切り開く力を私たちは
サポートして行かなければいけない。
その年齢まで、 - 口やかましく言い、
-
自律を妨げ、
彼らの考えを引き出さずに -
育てるのではなく
自分で考えて判断し行動できるよう
- そしてその時に沢山の失敗の経験を経て
- それでも、
- 何かあった時、振り返ってみたとき
- 何とかして乗り越えていった
-
過去の自分達に
-
励まされ自信が持てるよう
サポートしていかなければ
今のこの時代を彼らは
生き延びれないかもしれない。
私等の時代とは違うんです。
- (経○連もころころ変えるしね。
- 大学は何をする所かさえ
- 本来はどういう場だったのかさえ
-
分からない所になってきてしまっている。)
この子たちが未来歩く道は
私等の時代とは大きく変化している。
アドバイスなんて
実際できっこないんですよ。
そこ、知っておいた方がいいですよね…
仮にね -
なりたいものになれなかったとしても、
それも人生のプロセスなんだということ。
その事実を
サポーターである親が知っておくこと。
彼らは彼らなりに
必死で道を作って歩いてるんですからね…
その道中
ある意味とても哲学的なことを考える -
10代の時期に
私等親は面倒臭がったり
恐がったりするのではなく…
あさのさんの、いわんとするところ、
見え隠れしていますよね?
セリフの中に沢山 一杯ね。
そこ、聴ける耳と 大きな心の器
持っておいた方がいいね^^
だって、とても知性的だよ?彼ら。
そこの芽を摘んでしまうとね
知性を摘むことになるんだよね…
そしたら、どんな大人になると思います?
あら、、、
また最後がチクッ!とな^^;
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